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科学予算削減の民主、はやぶさ絶賛は「現金過ぎ」(読売新聞)

 「世界に冠たる快挙」なのに予算は減額?

 宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」の帰還に、菅内閣からは14日、冒頭の仙谷官房長官の発言をはじめ絶賛が相次いだが、科学技術予算を削り込んできた民主党政権の“現金さ”にあきれる声も出ている。

 菅首相は同機構の川口淳一郎教授に電話し、「日本の技術水準の高さを世界に強くアピールした」と称賛。宇宙開発担当の前原国土交通相も「宇宙開発史に画期的な1ページを加えた」との談話を発表した。

 しかし、後継機の開発費は、麻生政権の2010年度予算概算要求時の17億円が、鳩山政権の概算要求やり直しで5000万円に、さらに「事業仕分け」を経て3000万円まで削られた経緯がある。福山哲郎官房副長官は記者会見でこの点を問われ、「今回の成功を受け、11年度予算は検討したい」と述べた。

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<鳩山首相退陣>「幹事長にも身を引いてもらいたい」(毎日新聞)

 「身を引きたいと思っています」

 先月31日夕、国会内の総理大臣室。参院選を控え厳しい空気を伝えようと乗り込んだ民主党の小沢一郎幹事長と輿石東参院議員会長(ともに当時)に、鳩山由紀夫首相は辞意を漏らした。会談はわずか8分間で打ち切られ、首相は温家宝中国首相の歓迎夕食会へと急いだ。

 31日夜、「続投確認か」と問う記者団に「当然だ」と答えたが、首相は翌1日夜の小沢氏との再会談では「クリーンな民主党に戻さなければならない。幹事長にも身を引いてもらいたい」と求め、小沢氏も「わかった」と応じた。

 首相は2日、記者団に、「ダブル辞任」に至る31日と1日の小沢氏との会談内容をこう説明した。首相は辞任を巡り「10日ぐらい前」から逡巡(しゅんじゅん)していたとも明かした。

 鳩山、小沢両氏の関係者によると、小沢氏は首相と先月27日、首相公邸で会談。米軍普天間飛行場移設問題を巡り小沢氏は首相に対応を任せたが、結果的に首相は当時、消費者・少子化担当相だった社民党の福島瑞穂党首を罷免し、社民党は連立を離脱した。

 首相は先月下旬、周辺に「続投」への意欲を示していたが、社民党が連立離脱を決めた30日前後、民主党の渡部恒三元衆院副議長を訪ねた平野博文官房長官は「首相は辞める腹だ」と伝えたという。

 1日夕、小沢氏と会った国民新党の亀井静香代表は「首相続投」での事態収拾を求めたが、小沢氏は「(政権運営が)うまくいっていない」と述べたという。この後、亀井氏は同党幹部に「これで(政権が)壊れるならしょうがない。小沢も辞めるんじゃないか」との見通しを伝えた。

 「ダブル辞任」で決着していたことは周囲に極秘にされていた。首相が秘書官らに伝えたのは2日朝。記者団の前に現れる直前だった。「お世話になりました。(民主党両院議員総会の始まる)午前10時に(辞意を)言います」と切り出す首相に秘書官らは絶句した、という。

 一方、小沢氏関係者によると、一連の過程で、厳しい選挙事情を懸念した小沢氏が首相に辞任を迫り、首相がこれを拒否した一幕もあった、と指摘する。

 首相は2日夜、東京都内の中華料理店で幸夫人や秘書官らと慰労会を開いた。会合後、幸夫人は花束を抱え、首相が車に乗り込む際には秘書官から拍手が起き、「バンザーイ」の声に送られて首相らは会場を後にした。

 首相はこの夜、簡易型ブログ・ツイッターに「これからは総理の立場を離れ、人間としてつぶやきたい。引き続きお付き合い下さい」と書き込んだ。

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婚姻届偽造し連れ子の娘と…57歳男を不起訴(産経新聞)

 元妻の連れ子である女子高校生との婚姻届などを偽造して無断で提出したとして、有印私文書偽造容疑で逮捕、送検されていた兵庫県明石市内の元税理士の男(57)について、神戸地検が不起訴処分にしていたことが27日、わかった。処分は24日付。

 関係者によると、「犯行当時は心神喪失状態で、刑事責任を問えない」と判断されたためとみられる。男は精神保健福祉法に基づき、措置入院させられたという。

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<将棋>力戦模様の展開に 名人戦第4局(毎日新聞)

 羽生善治名人(39)に三浦弘行八段(36)が挑む第68期名人戦七番勝負の第4局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州電力協力)が18日、福岡市中央区の城南クラブで始まった。

 ここまで、3連覇を目指す羽生が3連勝。羽生がストレートで決着をつけ、名人在位を通算7期に伸ばすか。カド番に追い込まれた三浦がA級順位戦を勝ち抜いた実力を発揮し、1勝を返すか。

 本局の舞台は、福岡市の中心部にある昭和初期に建てられた施設。三浦、羽生の順に対局室へ姿を見せた。定刻の午前9時、立会の加藤一二三九段が開始を告げると、先手の羽生は7六歩と指した。

 第1局から第3局まで、横歩取りが続いた今シリーズ。両者の戦型選択が注目されたが、意外な形になった。三浦は6手目に22分考え、4四歩と角道を止める。これで横歩取りはなくなった。羽生の2五歩に三浦は3三角と応じる。力戦模様の展開になった。【山村英樹】

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鳩山由紀夫首相の軽さこそわが国の「最大の脅威」ではないか(産経新聞)

【安藤慶太が斬る】

 痛い光景だった。トホホである。どう受け止めればいいのだろう。4日、就任後初めて沖縄県を訪問した鳩山由紀夫首相のことである。県庁での仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事との会談では、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題について「沖縄県外(移設)という話もなかったわけではないが、日米同盟や抑止力の観点からすべてを県外にというのは難しい。沖縄に負担をお願いしなければならないという思いで来た。すべてをパッケージとして解決するのが大事だ」と県内移設に理解を求めたのだった。

 記者団の質問には「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」。

 また、昨年の衆院選で沖縄県外、国外移設を主張したことについては「公約というのは選挙の時の党の考え方。党としては、という発言ではなくて(今日の発言は)私自身の代表としての発言。自身の発言に重みを感じている」と答えたのだった。

 ■思わせぶりな鳩山発言

 テレビ朝日の番組を見ていたらコメンテーターが真顔で鳩山擁護のコメントをしていた。大丈夫なのだろうか。こんな発言、今まで私は見たことないし、一国の首相の発言として許されるのだろうか。

 鳩山発言が許されないのは米軍基地に対するスタンスにかかわらない話である。こんな発言を首相が、今になって臆面もなくやったら、自分の無能さ、愚かさをさらけ出して開き直っているとしか映らない。一番の問題はそのことに鳩山首相が前もって気づかなかった点だろう。沖縄の人たちはもちろん、沖縄以外の国民だって怒るのも無理はない。むろん海兵隊はじめ米国も怒るだろう。いや怒りを通り越してしまうかもしれない。米国ではすでに侮蔑の対象となっているという話もあるそうだ。情けない話ではあるが、そりゃそうだとも思ってしまう。

 とにかく「最低でも県外」などと言ってきた今までの思わせぶりな発言は何だったのか!である。海兵隊の役割も今まで知らずに彼は、そんな重大なことを口走っていたのか。まず彼がやるべきことは政策着手前にプロの政治家として、行政の長としてそうしたことを勉強して、しっかりと認識したうえで臨むことだったのではないか。移設先を探すにせよ、現行案で行くにせよ、負担軽減策を一歩進めるにせよ、いずれの立場であれ立案に臨むべき大前提である。

 これでよく、わが国の首相が務まるなあ、これから一体、首相の発する言葉をどこまで真剣に受け止めればいいのだろうか、分からなくなる国民のことも考えてほしい。昨日言ったことが明日変わることは政治の世界ではままある。発言のブレは政治の世界ではしばしば指弾の対象にもなるのだが、それと今回の鳩山発言は全然違う。鳩山氏の認識した時期が内容に照らしてあまりに遅く、お粗末過ぎるからである。 

 ■基地は要らないだけでよいのか

 今の日本の国防情勢、沖縄の地政学的な位置づけを見れば、海兵隊が抑止力として沖縄に不可欠なことはイロハのイである。そのうえで負担軽減策を考えるなら考えるべきであって、負担軽減に一定理解するのもいい。基地があればそりゃ騒音もあれば、事故も起こりうる。

 ただし、である。今沖縄でわき起こっているあれほどの「基地は要らない」の大合唱を見ていると、それも程度問題だと言わざるを得ない。首相の思わせぶりな発言が火に油を注いだ面は否めないが「米軍」「自衛隊」と耳にしただけで忌避するだけの反応も断固おかしいと指摘しておかねばならない。

 中学校と高校の社会科の授業内容を定めている学習指導要領には「防衛」という文言は明記されている。だが、実際の教壇、学校教育の現場では軍隊や自衛隊を目の敵にするような教育がされている場合が多い。長年に渡ってこうした風潮が積み重ねられた結果、今日の状況がある。それだけに事態は深刻である。何しろ鳩山首相や北沢俊美防衛相の発言だって言葉遣いを丹念に見ると首をかしげたくなる個所がしばしばだし、TVメディアを見ても「基地は要らない」の風潮に乗っかった報道ばかりがあふれている。この点についていえば、沖縄の反応だけが特別におかしいわけではないのである。

 だが、なんのために基地があるのか、なぜ自衛隊が必要不可欠で在日米軍が今必要なのか。「基地は要らない」「軍隊は要らない」だけで終わらせるのがいかに愚かしいことか、という点もしっかり認識しておかなければ、取り返しのつかないことになりかねない(地道な取り組みとしてこれらを国民として児童生徒に考えさせる教育の機会は絶対重要なはずである)。

 ■国防は究極の福祉政策

 「基地は要らない」という主張が沖縄の民意だったとしても、国防は究極の福祉政策であり、住民政策でもある。このことを忘れてはいけない。やすきに流されやすい民意に流された結果、海軍力の増強著しい中国に沖縄が掠め取られたり、脅威にさらされる事態などあってはならないのである。奄美大島北西沖約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内では3日に日本の海上保安庁の測量船「昭洋」に中国の国家海洋局の海洋調査船「海監51」が接近、約3時間45分にわたる追跡劇が現に起こっているではないか。朝鮮半島だって緊張が高まっているではないか。備えは必要不可欠なのである。

 沖縄は真空地帯に生きているのではない。海兵隊の抑止力は目に見えないが、間違いなく存在するのであって、仮に沖縄から撤退すれば、それを自衛隊が補わなければならない。そういう話である。民主党政権や鳩山首相がその前提に立ち、覚悟を決めて対処するというなら一定筋が通るのであるが、そういう話でもないようだし、仮にそのような前提にたったとしてもすでにこの話は一定の時間をかけて積み上げられ、国と国との約束ごととなった話である。政権交代したからといって、簡単に覆されたのでは相手国に信用されなくなる、合意に手を付ければ、その合意を前提にしていた部隊配置などすべてに狂いが波及するといった配慮が必要だったのだ。

 信用されなくなるのは相手国からだけではない。沖縄県民だっていったんは現行案を受けいれたのである。それは苦渋の選択だったかもしれないが沖縄を含めたわが国の国防上、必要不可欠な選択として行き着いた結論でもあったのである。思わせぶりな言葉を使って、二転三転を続けた末に、想像もつかない「ちゃぶだいがえし」がいかに禍根だけを残す愚かしい行動であるか。罪深いといわざるを得ないのである。

 ■核の傘退役に歓迎の辞

 真空地帯に生きているわけでないのは、沖縄だけではない。わが国全体だってそうである。わが国の国防を考えるうえでも重要な出来事が先月7日にあったのでこのさい付け加えたい。それはオバマ米政権が「核戦略体制の見直し」(NPR)を発表し、核搭載型巡航ミサイル「トマホーク」退役を明らかにしたことであった。日本の「核の傘」による抑止力は低減するわけだが、これに鳩山首相は「核のない世界に向けた第一歩だ」と歓迎の意を示したのである。

 核トマホークは東西冷戦中、日本に立ち寄る米原潜に搭載され、日本に対する核攻撃への大きな抑止力となっていた。

 岡田克也外相は「日本の『核の傘』は戦略核がきちんとカバーしており、(安全保障に)影響はない」としているのだが、果たして本当だろうか。防衛省筋からは「トマホークが退役すれば、日本の核攻撃に対する抑止力は事実上通常兵器だけになりかねない」と懸念も聞かれる。

 トマホーク退役で日本を今まで守ってきたとされる「核の傘」がなくなるのであれば、トマホークへの好き嫌いはともかく、国防上の一大事だろう。少なくとも、米の「核の傘」に代わるわが国の国防上の手だてが模索されねばならないのは当然である。だが、そうした議論が十分に行われているとは言い難い。全くないといってもいいだろう。これが平和ボケでなくて何だろうか。

 ■わが国の真の脅威 

 鳩山首相の対応を眺めていて感じること。まず、一体何がしたいのか、正直理解できないということだ。普天間の問題では途中、「腹案」という言葉が話題になったこともあった。落としどころがあるかのような物言いもされた。が、そういう物言いにふさわしい、入念な根回しを鳩山氏は真剣にやっていたのだろうか。私の印象だが、私の記憶する映像は徳之島出身の名士を訪問して、即座に断られていた光景だった。果たしてこれが根回しに値するものかどうか。疑問だった。

 普天間問題に限らない。鳩山首相は「空想」「願望」に基づき「軽い言葉」をもてあそんでいるように思えてならないのである。求められているのは水準が担保された政策であるべきなのだが、「二酸化炭素25%削減」にせよ「社会全体で子どもを育てる」にせよ「核のない世界」といった甘い言葉と大風呂敷ばかりが目立つ。肝心なことは実現のために何が必要か、実現したら何が起こるかといった観点であるはずなのに、そうした観点や作業が決定的に欠けている。用意した政策が現実になったら想定される事態を徹底的に列挙し、齟齬がないか、矛盾はないか、新たな不公正を招くのではないか、といった練り上げる作業がなく、「マニフェストだから」でごり押しする。政治主導を掲げるということは、今まで官僚が陰で支えてきたそうした部分を政党や政治家が自ら補わなければならないはずだが、ところが、それがない。党内議論もなく、根回しも不十分なままだから、思いばかりの空回りに終わるのである。

 最後にもうひとつ。それは、先ほど述べた核の傘の例に象徴されるように眼前の脅威を脅威だと認識できていない鳩山氏の言動こそが、わが国にとっての真の脅威、最大の脅威であるということだ。脅威は中国の軍事力増強や北朝鮮の核武装ばかりではないのである。(安藤慶太・社会部専門職)

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